活動報告

令和6年 第2回定例会

1.選挙について

  • 選挙ポスター等について

    𠮷安)1、選挙について。
    東京都知事選が熱かった。日本が大きく変わろうとしていました。一自治体の首長選挙が全国的に注目されたのは、少なくとも私が物心ついてからは初めてだと思います。
    30代、40代の候補者は、SNSをフルに活用し、今まで政治や選挙に無関心だった層を見事に取り込み、同調圧力や既得権益に真っ向から立ち向かい、時代を変えようとしました。東京が変われば日本が変わる。私は選挙期間中、毎日意中の候補のユーチューブを見ることが生きがいになっていました。
    ぜひ周南市もユーチューブ公式チャンネルをつくって、議会中継や有益な情報を積極的に発信していってほしいと思います。これからの時代、自治体がインフルエンサーの役割を持たざるを得ない状況になるかと思われます。常にアンテナを高く持ち、時代に取り残されない生き方をしていきたいと思います。
    (1)ポスター掲示板を、より早く、より詳細に、立候補予定者に知らせることはできないのかについてですが、これも東京都知事選になりますが、ポスター掲示板ジャックが話題になりました。選挙とは全く関係ないもの、個人の宣伝目的、極めて卑わいなもの、誹謗中傷されているもの、同じポスターが10枚以上貼られているなど、法の抜け穴をついた行為。選挙を侮辱していると思います。周南市のように大変厳しい事前審査があれば、このようなことは起こらなかったのではないかと思います。
    令和6年5月の市議選においては、掲示板が4年前の617か所から471か所に大幅に減りました。それでも、市内各地を回ると、言い方は悪いですが、猿かイノシシしか見ないような場所もあり、前を見て、横を見ると掲示板が見えるような場所もあり、また車が止まれるスペースもなく、歩行者はめったに通らない場所もありました。まだまだ削減できるなと感じました。
    ポスターを見て誰に投票しようか決められる有権者の方が一定数いるのは承知しております。であるならば、人が多く集まるスーパーやコンビニの駐車場に置いてはどうでしょうか。もちろん、投票所の入り口はマストだと思います。その上で、再度、掲示板の数と位置を見直していただきたいと思います。
    掲示場所を候補者にいつ伝えるかについてですが、本来であれば、1か月半前に行われる立候補者説明会の場でほかの事前提出書類と併せて配るべきだと思います。仮に、その後、業者さんが設置をする際、若干位置が変更になれば、変わった箇所だけを差し替えていただければいいと思います。
    候補者は準備をするのがとても大変です。岩国市のように、ポスターを貼るのは民間に外部委託するのであれば話が違いますが、周南市においては、各候補が自分のポスターを貼ってくれるボランティアさんを募って貼っていただいております。お金を払って貼っていただくのであれば別ですが、ボランティアでお願いする側が、地図は6日前でないと渡せない、住所も番地までは書いていない、白地図なので近くの建物の目印もない、こんな不親切なものは渡せません。
    平成28年は何と2日前、令和2年は4日前、令和6年は6日前と推移しています。ボランティアの方の中には、当日スムーズに貼れるように、事前に自分の受け持ちを下見される方がおられます。だからこそ一日でも早く渡す必要があります。
    4年後、箇所を減らすことと、日付を前倒しすることは可能だと考えますが、いかがでしょうか、お答えください。

    答)選挙における立候補予定者に対するポスター掲示用の設置場所に関する御質問についてお答えします。
    本年5月26日に執行した周南市議会議員一般選挙においては、4月24日から5月10日までの期間で、市内471か所にポスター掲示場の設置が完了いたしました。そして、立候補予定者の方には、告示日の6日前となる5月13日に設置場所に関する情報提供を行っております。
    これは、当初予定しておりました設置場所の状況変化等により、設置場所を変更せざるを得ない事例もあることから、ポスター掲示場の設置場所が全て確定した後に立候補予定者に設置場所等の情報をお渡ししたものであります。
    しかしながら、最終的な確定をもって情報提供した場合、立候補予定者がポスター掲示場にポスターを貼るための十分な準備期間の確保ができないということも考えられることから、この点については改善が必要と考えます。
    こうしたことから、ポスター掲示場の設置場所が確定する前の参考資料という形にはなりますが、設置完了前のこれまでよりも早い段階で設置予定場所に関する情報を立候補予定者に提供することについては検討してまいりたいと考えます。
    以上です。

    𠮷安)地図を渡すのを前倒しするのを検討されるということで、よろしくお願いいたします。
    箇所を減らすことについてはいかがでしょうか。

    答)この件につきましては、まだ検討、これからのことになると思いますので、また選挙管理委員会のほうで検討してまいりたいと思います。
  • 立会人とはどのような制度なのか

    𠮷安)(2)少子高齢化の進行により、投票立会人の選任が難しくなっていないかですが、そもそも立会人とはどのような制度なのでしょうか。
    昭和の頃は、立会人が各地区の生き字引的なおじ様、おば様で、誰それが来ちゃったかとか、あの人はまだ来ちょらんとか、あの人は2回目じゃねえかとかのチェック機能であったと聞いております。
    時代は令和に入り、投票用紙は機械での自動発行であり、不正もまずできませんし、人の手も大幅にかからなくなりました。投票所のゼオンアリーナまで投票箱を持ってついていかなければならないかとは思いますが、どうしても必要であれば、その時間帯だけでいいのではないでしょうか。
    期日前を含めて当日の朝から晩まで、交代制でもなく、椅子に座り続ける重労働は見直すべきではありませんでしょうか。どうしても必要であれば、無報酬で募りましょう。それでもやりたい人がおられれば、その人に任せましょう。高齢化が進み、若者で手を挙げる人はいないと思います。
    公職選挙法で定められているのは分かりますが、選挙に関する予算は市の持ち出しが今回の選挙で約1億6,000万円あるわけでございます。市民の方の大切な大切な税金の使い道、見直せるところは見直しませんか。自治体の権限の範疇で、少しずつでいいので無駄をなくしていきませんか。
    御答弁、よろしくお願いします。

    答)投票立会人の選任についての御質問にお答えします。
    このたびの周南市議会議員一般選挙では、期日前投票所と投票日当日の投票所において、延べ271名の方を投票立会人として選任しております。選任に当たっては、各総合支所及び支所を通じて、なるべく投票所に近い地域にお住まいで、投票立会人として従事していただける方を選任し、立会人を務めていただいております。
    公職選挙法では、投票所が開かれている間は2人以上5人以下の投票立会人を選任し、投票に立ち会わせなければならないことが規定されております。本市においては、各投票所に2人、また不在者投票を扱う本庁の投票所には3人の投票立会人を選任しております。
    投票立会人の役割は大きく4つございます。1つ目は投票手続の全般について立ち会うこと、2つ目は投票管理者が判断を要する際に意見を述べること、3つ目は投票録の内容を確認して署名すること、4つ目は開票所への投票箱の送致に立ち会うこと、以上の4つが主な役割になっており、投票の開始から終了まで全般にわたって適法かつ公正に行われていることを見届けていただいております。
    本市では、現在のところ、立会人の選任が困難な状況ではありませんが、地域における少子高齢化の進展により立会人を務めていただける方が少なくなり、一部の方に何度も選任させていただくなど、御負担が集中してしまうといった懸念もございます。
    住み慣れた地域における投票所を確保しつつ、投票が適法かつ公正に行われることを見届けていただくことが地域の御負担にならないように、投票立会人の選任に当たってどのような方法が考えられるのか、他市の実情も参考にしながら研究してまいりたいと考えます。

    𠮷安)ぜひ研究を進めていってください。
  • 周南市議会議員一般選挙の投票率について

    𠮷安)(3)令和6年5月26日執行の市議会議員一般選挙について、以下を問います。
    投開票において、ある候補者において明らかな開票ミスがあり、有権者の間に混乱をもたらしました。また、90%後半の発表から確定までスムーズに行かず、何をされているのかと苦情の声を多く聞きました。
    そこで、ア、投票率は、過去最低の45.72%でありました。この結果をどのように受け止めておられますか。市の見解を問います。
    東京都知事選は、全国的に関心が高く、投票率は60%を超えました。
    市において、今回30の定数に対し40人が立候補するという大激戦でありましたが、投票に足を運ばれた方は5万1,973人でありました。一方、同じ条件の定数30に対しての40人が出られた2012年は61.61%でありました。
    議長が就任の挨拶でこのことにも触れられておられましたが、少なくとも、今回立候補者が多いことからも、2020年の4年前の53.35%よりは増えるのではと予想しておりましたが、しかし、蓋を開けてみれば7ポイント近くも下がりました。1%は、周南市においては約1,200人であります。つまり、7ポイント下がったということは、約8,400人もの方が4年間で選挙から足が遠ざかったことになります。政治離れが急速化しており、歯止めがかかっておりません。2人に1人が選挙に行かない現実、こうなったのは一体誰が悪いのでしょうか。
    政治は生活に密着していること、投票は義務ではありませんが満18歳以上の日本国民に与えられた権利であることを、もっと広く市民の方に伝えていかなければならないし、どうせ誰に投票しても変わらないという風潮をなくすこと。やらなければいけないことはとても多いです。
    前置きが長くなりましたが、今回の結果をどう受け止めておられるかをお聞かせください。

    答)周南市議会議員一般選挙の投票率について、どのように受け止めているかとの御質問にお答えします。
    本年5月26日執行の周南市議会議員一般選挙の投票率は45.72%となり、前回、令和2年6月に執行した選挙の投票率46.83%を若干下回る結果となりました。
    昨今、若年層の投票率低下が大きな話題となっており、本市においても、30歳以下の若年層の投票率が低迷している傾向は顕著に見受けられます。
    また、各選挙における世代別の投票率を過去の選挙と比較した場合、30代から60代の世代でも投票率が10ポイント程度低下しており、投票率の低迷が若年層によるものだけではなく、各世代にわたって低下傾向にあります。
    こうしたことから、将来、選挙権を得ることとなる児童生徒や若年層を対象とした選挙啓発に加え、幅広い年齢層を対象とした取組も行っていくことが重要であると考えます。
    これを踏まえ、今回の選挙では、周南市明るい選挙推進協議会をはじめ、婦人会や老人クラブなどの協力の下に、市内の各地域で多くの人が集まる施設を対象に選挙啓発イベントを実施し、幅広い年齢層に投票への呼びかけを行っております。
    そのほか、公共施設におけるのぼり旗やポスター、横断幕等の掲示、施設窓口卓上のぼり旗の設置、公用車に選挙啓発ステッカーの表示等、様々な選挙啓発グッズの作成・設置をいたしました。
    また、公用車による巡回広報やSNS、デジタルサイネージ、ケーブルテレビでの情報発信、各世帯に入場券を郵送する際に選挙の実施に関するチラシを同封する等、多くの有権者の方が選挙に関する情報に触れるよう、コロナ禍で様々な制約があった前回の選挙以上に啓発活動を行ったところでございます。
    選挙は、有権者が政治に参加し、主権者としてその意思を反映させることができる重要で基本的な機会となります。引き続き、粘り強く選挙の啓発活動及び主権者教育にも取り組んでまいりたいと考えます。

    𠮷安)分かりました。
    イ、児童生徒を対象とした選挙への関心を高めるための取組状況をお聞かせください。

    答)児童生徒を対象とした、選挙への関心を高めるための取組状況についての御質問にお答えします。
    このたびの市議会議員一般選挙における取組状況でございますが、近く選挙権を得る、また既に得ている高校3年生に対し、各候補者が掲げている政見や公約について関心を持っていただけるように、学校を通じて選挙管理委員会が発行した選挙公報を配布いたしました。また、選挙公報は大学や高等専門学校にも配布し、学生が集まる場所等で手に取って御覧いただけるようにしていただきました。
    選挙の時期以外では、学校で行われる主権者教育にも関わり、生徒会選挙等の学校で行われる選挙の際には、実際の選挙で使われる投票用紙記載台や投票箱といった選挙用備品の貸出しを行っております。
    また、総務省の主権者教育アドバイザーや市選挙管理委員会職員による学校での出前授業や模擬投票等も行っており、こうした取組については、主権者教育に係る事業の一環として活用いただくよう市内の各学校にも御案内しております。
    これは昨年度の事例ですが、小学校の授業参観の日に合わせて出前授業と模擬投票を実施できないかとの御提案を学校から頂く機会がありましたので、児童だけではなく、授業参観に来られた保護者の方にも出前授業を御覧いただくことができました。
    このような取組がきっかけとなり、御家庭でも選挙について話題にしていただくことで市政への参加意識の醸成につながることから、選挙管理委員会といたしましては、今後とも、このような学校で行われる主権者教育にも積極的に関わってまいりたいと考えております。

    𠮷安)出前授業や模擬投票をやられてるということで、ぜひ期待しております。
    ウ、投票所事務従事者の対応について、市民からの苦情を聞いた。適正な事務従事の徹底について指導が必要と考えるがどうかですが、補足説明いたしますと、私が初めて選挙に行ったのがたしか21歳の夏だったと思います。大学生だったので、当時、金髪にアロハシャツ、サンダルでした。どんな格好で行こうが自由だとは思いますが、職員さんか立会人さんかに言われたのかは当時は判断がつきませんでしたが、変な格好をしたやつが来たぞと言われました。とても気分が悪かったのを鮮明に覚えております。
    今回においてですが、どの地区かは聞いておりませんが、職員さんが昨日のゴルフがどうだったとか世間話をしており、すごく嫌な気分になったそうです。また、熊毛のある投票所の職員さんが居眠りをされていたそうです。人間の本能なので、眠たくなることは致し方ないと思います。誰にもあることです。ただ、時と場所が悪かったのかなと思います。選挙に関心を持とう、投票に行きましょうと言っている側がするべき態度ではありません。
    多いところで、先ほども3人体制だと言われていたと思います。居眠りや世間話をする余裕があるのであれば、人数の削減も可能ではないかと考えます。ウについて、お答えを頂きたいと思います。

    答)投票所事務従事者への指導を徹底すべきではないかとの御質問にお答えします。選挙が行われる際には、事前に各投票所の投票管理者とその職務代理者の全員を対象として、投票事務に関する説明会を行っております。この説明会は、投票所における投票事務が適正に実施されるよう、投票所の設営に関することや投票事務の流れについての詳細な説明が主なものですが、投票所事務従事者としての適切な心構えや接遇等についてもお願いしているところでございます。
    投票所に来られた方が気持ちよく投票できる環境を整えることも大切なことでありますので、今後におきましても、説明会の中で投票環境の向上に努めるよう投票管理者へ依頼するとともに、投票所事務従事者に対しても、従事する者の心構えや接遇の在り方についてのさらなる意識啓発に努めてまいりたいと考えております。

    𠮷安)ぜひ、そのように取組をお願いいたします。
  • 選挙の開票状況を各メディアで放送することはできないのか

    𠮷安)(4)さきの市議会議員選挙では、ケーブルテレビのみが開票速報を発信していた。他のメディアに対して、本市に関係する選挙の情報をより迅速に放送するよう、働きかけることはできないかですが、CCSさん、Kビジョンさんは速報を、ユーチューブでも開票速報をしていました。ケーブルテレビ未加入世帯、またスマホをお持ちでない方は選挙の開票を知ることはできないという深刻な状況でありました。大変もどかしい思いをされたとお聞きしております。
    国政や市長選挙は民放でも開票速報があったかと認識しております。市議会議員選挙は位置づけが低いのでしょうか。一番市民の方に身近な選挙であると思うのは私の周りだけなのでしょうか。御答弁、よろしくお願いいたします。

    答)各メディアに対して、選挙の開票状況に関する放送を行うよう働きかけることはできないかとの御質問にお答えします。
    このたびの市議会議員一般選挙では、投票終了後、各投票所から開票所に投票箱が集められ、午後9時15分の開票宣言の後に一斉に開票作業を行っております。
    この開票の進捗状況や各候補者の得票状況については、午後10時30分を最初に、以後30分ごとに各報道機関に対し情報提供をしております。こうした報道機関への情報提供は、国政選挙や県の選挙においても同様であります。
    提供した情報を各報道機関においてどの程度優先し放送されるかは、報道機関が独自に判断しておられることと思われます。
    こうしたことから、選挙管理委員会が報道機関に対して行うことができるのは、選挙に関する各情報を迅速かつ正確に提供するまでであり、番組放送として取り上げていただくことをお願いすることは難しいと考えておりますので、御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

    𠮷安)再質問ですが、難しいという言葉がありましたが、民放は今現在、市内に3局あるかと思います。dボタンという仕組みがございます。特番をつくってくれとまでは言いません。dボタンであれば、見たい人だけが任意で情報を得ることができます。現に今、市内において、2局が広報や防災などをdボタンで活用されているかと思います。既に仕組みがありますので、選挙のときだけ、その選挙の情報を追加することは実現不可能ではないと考えますが、いかがでしょうか。

    答)データ放送を利用して開票状況を視聴者に情報提供することはできないかとの御質問にお答えします。
    一部の地上波テレビ放送局では、データ放送による自治体からの情報提供が可能となっておりますが、いずれも文字数や表示可能な文字に制限があり、個々の得票状況の情報提供に適した環境かどうかは研究が必要と考えております。
    また、国政選挙や県の選挙においては、国や県の要領にのっとって開票の情報提供を行っていることから、開票作業を行っている各自治体において開票状況に関する情報を独自に提供することはできないため、市の選挙のみが対象ということになります。
    このことから、データ放送による開票状況の情報提供が手段として妥当なものであるかについては、今後の研究課題であると考えております。

    𠮷安)分かりました。
  • 中学生を対象とした主権者教育への取組状況(主権者教育の取組状況)について

    𠮷安)(5)中学生を対象とした取組について、以下を問います。
    ア、主権者教育の取組状況は。
    主権者教育とは、国や社会の問題を自分の問題として捉え、自ら考え、自ら判断し行動していく主権者を育成していくことでございます。
    市の取組状況をお聞かせください。

    答)それでは、中学生を対象とした主権者教育への取組状況についてお答えをいたします。
    中学校学習指導要領解説では、現代的な諸課題に対応して求められる資質、能力の一つとして、主権者として求められる力が挙げられております。
    中学校における主権者に関する教育として、例えば社会科の歴史的分野では民主政治の来歴、公民的分野では民主政治の推進と公正な世論の形成や選挙など、国民の政治参加との関連を扱う学習が行われております。
    また、特別活動における生徒会活動では、生徒会役員選挙を通じて、将来、自分が選挙権を持ったときにどのように代表者を決めればよいのかということについて考える機会を設ける学校もあるなど、教科など、横断的な取組も進められております。
    このように、あらゆる教育活動の中で主権者として求められる資質、能力の育成を目指した教育の充実が図られており、知識の習得のみならず、事実を基に多面的、多角的に考察し公正に判断する力や、課題の解決に向けて協働的に追及し根拠を持って主張するなどをして合意を形成する力、よりよい社会の実現を視野に国家・社会の形成に主体的に参画しようとする力を育成するように努めているところでございます。

    𠮷安)分かりました。
  • こども議会の開催について

    𠮷安)イ、こども議会の開催はできないか。
    コロナ前に、市内の小学生を対象に開かれたと思います。代表の児童が地域の課題を真剣に考えて発表していました。子供ならではの柔軟な発想に感心させられました。見習うべきところも大いにありました。
    本市議会の現状で言うと、傍聴者は多くて四、五人だと思います。片や、こども議会は立ち見が出るほどの満席でした。保護者の方が我が子の晴れ姿を一目見ようと思われたのかもしれませんが、それに置き換えますと、私の両親が傍聴に来たことは一度もありません。もちろんテレビでは見てくれてはいます。
    こども議会を肌で体験した子供たちは、そうではない子供に比べ、政治、議会に関心を持つことは格段に増えるかと思われます。そのことから、小学校が1周したので、市内の中学校を対象としたこども議会を提案いたします。小学生よりもさらに高度な質問を用意してくれることかと思われます。その中から、将来の市議会議員が誕生するかもしれません。
    公民を終えた後となりますので、中学3年生が対象になるかとは思いますが、進路とか進学において、なかなかスケジュールが難しいということも聞いております。特に中学3年生にこだわる必要はございません。小学生も公民を習っていないからです。そのことも踏まえまして、御答弁よろしくお願いいたします。

    答)こども議会の開催についての御質問にお答えをいたします。
    こども議会は、教科の学びとこども議会を連動させることにより、地域のまちづくりや市政について子供たちの関心を高め、学習意欲の向上に資することを目的として平成28年度から教育委員会が実施してまいりましたが、令和4年度で市内小学校を一巡したことから、先ほど議員も申されましたように、教育委員会としては一区切りとしたところでございます。
    こども議会の成果としては、学校での学びを基に、こども議会での場で直接市長に提言を伝えるという体験をすることにより、まちづくりや政治に携われる人材の育成にも寄与したものと考えております。
    一方で、こども議会に参加できるのは一部の児童となり、その他多くの児童が経験できないことや、議題の選定や議場での発表に向けた調整、練習などに授業内外で多くの時間が必要となるため、児童や教員に多大な負担がかかることなどが課題として挙げられました。
    中学校において、教科の学びと連動させたこども議会を考えた場合、先ほど申されましたように、社会科の公民的分野を学習した後に行うのが適当と考えております。この公民的分野は、中学校3年生の7月頃から授業が始まり、主権者教育に該当する議会関係、その他についての学習はおおむね10月から11月頃に行われるため、こども議会の準備には11月末頃から取りかかることとなります。
    小学生を対象に開催したこども議会で挙げられた課題を踏まえますと、この時期は期末テストや高等学校の入学試験に向けての準備の時期と重なり、参加生徒や教員に対し、多大な負担をかけることとなります。こうしたことから、中学生を対象としたこども議会の開催は難しいと考えております。

    𠮷安)分かりました。
    今、教育長が言われました。現時点では難しいとのことなんですが、長い将来見据えまして、もし可能であれば研究されてみてください。

2.市民からの情報提供に対する対応について

  • しゅうなん通報アプリ、電話または窓口で、市民からの情報提供を受けた際、その内容が所管外の公共施設などの場合、どのように対応しているか

    𠮷安)なぜこのような質問をするかといいますと、しゅうなん通報アプリで道路の異状を通報すると、担当課の回答に、ここは市道ではないので、例えば県道や国道であった場合、その所管に連絡しましたとあります。市民の方からすると、困っていることを解決してもらうことが第一であり、そこが市道だとか県道だとか、市の河川だとか県の河川だとかは特に問題ではありません。あくまでも周南市の中の話でございます。
    アプリではしっかりと対応していただいているようですが、私が議員になってから、市内のお困り事を担当課に相談に行ったところ、「吉安さん、それは県の管轄だから、県土木に行ってください。」、また、あるときは「県会議員さんに相談されてください。」と、けんもほろろでした。1度や2度ではございません。
    もちろん私も動きます。動きますが、市の担当からも所管に対して意見を言っていただければ話はスムーズに動くのではないでしょうか。私だけではなく、市民の方が窓口に来られた際、また電話で相談された際にも同様な対応があったとお聞きしております。国にも県にも、市がワンクッションを置くべきと考え、このような質問をさせていただきます。
    今後、市の所管外だった際の対応を御確認いたします。

    答)市民からの情報提供に関する対応についての御質問にお答えいたします。
    市民の皆様が道路などの公共施設の不具合をスマホにより通報できるしゅうなん通報アプリには、道路、河川に関する通報が年間約1,200件あり、そのうち、市が直接対応することが困難な国道や県道、警察の施設などに関するものが約50件あります。これらについては、所管する機関に通報内容を報告し対応を依頼するとともに、アプリの対応状況の確認ページにおいて、状況をお知らせしております。
    電話や窓口で市の所管外となる問合せを受けた際には、内容をお聞きした上で、直接説明されたほうが状況として伝わりやすい場合などは、通報内容に関係する機関を御案内しております。
    また、道路陥没など、早急な対策を要する場合は、内容が複雑で補足説明が必要な場合などは、市から所管先へ情報提供を行っております。
    今後も、市民目線に立って相手方の御意見や御要望にしっかりと耳を傾け、適切に対応してまいります。

    𠮷安)そのようにお願いいたします。

3.交通安全対策について

  • 交通規制を守っていない車両について

    𠮷安)(1)国道2号から市道正権寺線に入る交差点は、通学時間帯に交通規制が設けられているが、規制を守っていない車両が散見される。このことについて、どう考えるか。
    2枚、議長の許可を得て、議場配付させてもらっております。資料1、熊毛の呼坂、岩国方面へ向かう車が7時から8時まで進入禁止にもかかわらず、違反車の中には、自分が違反しているのを認識した上で、朝のラッシュ時、対向車の車と車の間を縫うように強引に進入してきて、横断歩道を渡っている中学生とヒヤリ・ハットすることが大変多く発生しております。
    ここには、光交通安全協会の勝間支部の地域の方が月曜日から金曜日まで毎日見守りをしていただき、自前で禁止の掲示板を二、三枚作り、横断歩道の前にまさに身を挺して、右折待ちで止まって、今から進入してこようという車を止めておられます。ハインリッヒの法則がここに書かれておられますが、300対29対1です。本来、1人の人が330件行ったときに適応されるデータではありますが、これを引用しまして、ここにあるように不特定多数の車が違反をしたときに、この資料のとおり、令和5年では年間697台の違反があったときに、628回冷やっとして、67回軽微な事故が起き、2回は重大な事故が起こる可能性があるというものです。幸い、毎日現場で指導しているおかげか、過去7年間、この方が立たれてから7年がたちましたが、無事故であります。
    管轄の光警察署にも、何度も何度も取締りの依頼はしております。年に数回取締りをしていただいておりますが、この危険箇所から100メートル行った先に立体交差点がありますので、そこに行けばいいんですが、ここを違反することで、周南カントリー倶楽部に抜ける道が30秒ほど時短になります。近道でありますので、ほとんどの違反車は再犯車であります。法を犯している自覚がある上での行動で、悪質です。曲がった先には岩徳線の踏切があり、遮断機に引っかかってしまうとむしろ遅くなります。ここを違反する車両には何のメリットもありません。このまま常態化すれば、切符を切られるか、事故が起こるかが待っております。
    地域でできることは全てしたつもりです。毎日約250人の中学生が危険な思いをして通学しています。今、毎朝、身を挺して見守りをしていただいている方も、あと何年続けられるか分かりません。熊毛の子供たちの安心は我々大人が確保しなければなりません。根本的な解決のため、警察の取締り強化しか道はないのかと思います。どうか市を挙げて、この危険箇所を解決すべく、光警察署へ取締りの強化をお願いしていただけませんでしょうか。悪質なドライバーを懲らしめて、二度と違反しないような意識づけをお願いしたいと思います。
    以上のことを踏まえて、かなりスポットな質問とはなりますが、どのような御見解かお答えください。

    答)交通規制を守っていない車両についての御質問にお答えいたします。
    国道2号から市道正権寺線に入る交差点は、主要国道から市道への進入口となっており、通学時間帯となる午前7時から8時までは、時間帯指定で車両の進入が禁止されています。車両の誤進入を防ぐため、国道2号の路面には時間帯と進入禁止の標示が施されるとともに、地域の方々による見守り活動などにより、通学する児童生徒などの安全確保が図られています。
    ハンドルを握るドライバーの責務は交通ルールの遵守です。それが守られることにより、交通社会の秩序が保たれていると認識いたしております。

    𠮷安)分かりました。
  • 撤去予定の交通安全啓発用電光掲示板の再利用について

    𠮷安)(2)光交通安全協会は、電光掲示板を用いた交通安全の呼びかけを行っているが、電気代の負担などから、これを撤去する予定である。この電光掲示板を残してほしいという市民の声もあるが、電光掲示板が残せるよう、市で対応することはできないかです。
    資料2にあります電光掲示板、光交通安全協会が設置したもので、管轄内に13基ございます。熊毛地区には4基あります。会員の減少により、この13基の電気代が年間約28万円であることから、撤去する運びとなりました。
    ただ、危険箇所に極めて近い場所にあることから、地域と協会が話し合い、電気代を負担すれば、この1基150万円する電光掲示板を譲っていただけることになっております。
    今、岩国方面を向いているのを、逆に徳山方面へ向きを反転させます。ここの1基で言えば、電気代はわずか2万1,540円となります。24時間点灯しておく必要はございません。タイムスイッチをかませて、7時から8時の間だけ、1時間だけ進入禁止と電光掲示板に入力すれば、年間の電気代はわずか1,800円で済みます。今なら、このわずかな電気代を市が負担していただければ、掲示板で進入禁止を呼びかけることができ、違反車に注意を促すことができます。
    地域は今、ここの安全が少しでも改善できるように、わらにもすがる思いでございます。どうかこの場所の掲示板を残せるように対応していただけませんでしょうか。お答えください。

    答)撤去予定の交通安全啓発用電光掲示板の再利用についての御質問にお答えします。
    熊毛地区を管轄している光交通安全協会におかれましては、平成19年、重大交通事故が多発する傾向の中、これを防止するために発生現場付近に電光掲示板を設置し、今日まで地域の交通安全啓発活動の一助を担ってこられました。
    このたび、熊毛地区5か所、光市内8か所に設置している全部の電光掲示板を撤去予定とお聞きしております。
    議員御提案の撤去予定の電光掲示板の再利用につきましては、経年劣化等により、安全面等も踏まえ撤去されることから、市において再利用は考えておりません。
    交通安全意識の高揚については、今後も引き続き、警察等、関係機関と連携しながら取り組んでまいります。

    𠮷安)電気代を負担して、電光掲示板を残すことは不可能だということですが、であるならば、今言われたように、より一層警察と連携して、ここの危険箇所が少しでも改善されるようよろしくお願いいたします。
  • 通学路の安全対策について、その対応状況をどのように市民に周知しているのか

    𠮷安)(3)通学路の安全対策について、その対応状況をどのように市民に周知しているのかをお聞かせください。

    答)それでは、通学路の安全対策について、その対応状況をどのように市民に周知しているのかとの御質問にお答えをいたします。
    本市では、児童生徒の命を守る取組として、平成26年12月に、通学路の安全確保に関する取組の方針を定めた周南市通学路交通安全プログラムを策定し、平成27年度から毎年、周南市通学路安全推進会議を開催しております。
    平成31年3月には、防犯と防災の観点を組み入れた通学路総合安全プログラムに改訂しており、このプログラムをよりどころにしながら関係機関が連携して、児童生徒が安全に通学できるよう通学路の安全対策を実施しているところでございます。
    教育委員会では、通学路安全推進会議に向けて、毎年、各校に通学路の調査を依頼し、学校が早急に対策をしないと危険であると判断された箇所は危険度A、注意喚起で安全に通行できるが危険な箇所であると判断された箇所は危険度B、今年度ではなくても構わないが対策を希望する箇所と判断された箇所は危険度C、今後危険になる可能性があるので注意しているという箇所と判断された箇所は危険度Dと表記するなど、優先度が分かる形で提出していただいております。
    令和3年度に各校から挙げられた危険箇所は46か所で、そのうちAが32か所、Bが12か所、Cが2か所、Dはゼロか所でございました。これら46か所の危険箇所につきましては、現在、全て対応が完了しております。
    今年度、6月中旬から各校から出された調査書によると、新たにAの箇所が36か所、Bが28か所、Cが5か所、Dはゼロか所で、合計69か所が危険箇所として挙げられました。
    今回、学校が早急に対策をしないと危険であると判断された危険度Aの36か所につきましては、今年度中の対応完了を目指して、8月開催予定の通学路安全推進会議において、関係各機関と協議を進めてまいります。
    各学校から挙げられた危険箇所についての対応を行った結果は、周南市教育委員会のホームページで情報を公開しております。
    今後は、ホームページへの掲載を一層確実に行うとともに、対応完了の確認が取れた際には当該学校に速やかに連絡し、通学路の安全対策に関わる対応状況の周知に努めてまいります。

    𠮷安)時間があれば、危険箇所のA、B、Cのランクなどについて詳しく聞きたかったのですが、時間がありませんので、今度、窓口にお伺いしますので、詳しく教えてください。
    また、危険箇所が改善されるときに、地域の方が工事が終わったことで初めて気づくんですが、そうではなく、危険箇所が改善されることが決まれば、その段階で学校側に伝えていただければ地域の方が知ることになると思いますので、ぜひフィードバックをよろしくお願いしたいと思います。

4.景観行政について

  • 景観の保全・規制について

    𠮷安)(1)大道理鹿野地地区では、毎年10万本以上の芝桜が咲き誇っています。この地区に太陽光パネルが設置され、景観が著しく損なわれたという声を聞きます。景観の保全・規制について、市の考えをお伺いします。
    この鹿野地地区は14年前から、町おこしとして、「百回笑う」と書いて「百笑クラブ」を設立し、芝桜を棚田に植えることで、また、道路沿いからは見えない地形の利を生かして関所を設けて通行料を徴収するという、市内でも珍しい、補助金に頼らないコミュニティーの新しい運営方法を確立されました。
    約1か月の開催期間ではありますが、コロナ前のピーク時で約5万人ほど来場がありました。コロナ禍は祭りを中止としていましたが、再開し、それから今年においては約2万人が来場されました。
    ここは市のホームページでもトップ画面で紹介されています。また、昨日の観光関連の市長の答弁の中にも大道理の芝桜を言われておられました。ということは、市としても鹿野地が市の観光名所の筆頭であると認識されていると思います。
    であるにもかかわらず、この棚田に2か所太陽光パネルが設置されました。棚田が見渡せる手前の高台から撮影すると、左端にどうしてもパネルが写り込んでしまいます。映えるものも映えません。美しい景観の中において、完全に異物です。なぜ市はこの地区の田んぼの農地転用を許可したのでしょうか。なぜ景観を守るという選択肢をされなかったのでしょうか。
    業者が設置しようとしていたのは、2反5畝のうち、5枚の田です。2枚は左端なのでまだましでしたが、3枚は棚田のど真ん中に位置します。百笑クラブの皆様が、農業委員会にかけ合って、何とかこのど真ん中の3枚だけは設置を踏みとどまっていただいたようです。交渉の余地はあるということです。この3枚が強行的に設置されていたら、住民が何を言っても駄目だということになりますが、交渉に応じてもらえる事実がありますので、今後これ以上パネルが増えないように市としての強い意志、方針を示してください。御答弁よろしくお願いします。

    答)景観の保全・規制についての御質問にお答えいたします。
    大道理の芝桜は、地域の皆様の御尽力により、鹿野地集落の棚田一面に色とりどりの約10万本の芝桜が咲き誇り、毎年多くの人が訪れる、本市を代表する観光資源となっています。
    また、やまぐちの棚田20選にも選定されている本地区に広がる田園風景は、地域に住む方々が長い時間をかけてつくり上げてきた貴重な景観資源ともなっています。
    本市では平成23年に周南市景観計画を策定し、市全域において、官民が協力して良好な景観の形成に取り組んでいるところです。景観計画において届出対象行為と景観形成基準を定め、市民や事業者が行う建築などの行為に対し、景観への配慮を求めるなどの制限を定めています。
    現在、太陽光パネルの設置に対して景観形成基準等は定めておりませんが、設置する場所や規模によっては景観を損なう可能性もあると考えています。
    しかしながら、国策として再生可能エネルギーの導入が推進されていることや、土地所有者の権利を制限することになるため、景観形成基準等の設定については、他市の動向を踏まえつつ、研究を行っていきたいと考えております。

    𠮷安)今おっしゃられました景観形成ガイドラインと景観計画は平成24年に策定されておられます。策定から10年がたっていますので、見直しの時期に来ているのではないでしょうか。
    鹿野と都心軸が重点地区に指定されております。建築物や工作物に一定の規制があります。事前に図面などの届出も必要なようです。真っ赤っかや真っ黄っきの建物が建つと景観を損ねるので規制が設けられています。ただ、農業振興地域でなければ、農地転用の許可さえ下りれば、太陽光パネルの設置に関しての規制は現在ありません。
    柳井の白壁の町並み、倉敷の美観地区、京都の舞妓さんがいる五花街などには太陽光パネルは設置されません。鹿野地の芝桜もこれらの地区と同等な扱いをし、景観を守らないといけないのではないのかと考えます。ぜひガイドラインを改定し、規制の項目を加えてはいただけないでしょうか。
    また、鹿野地の一番上の辺りに、今回このパネルが造られるきっかけとなった家があります。この家と2反5畝の田んぼ、山がセットで100万円で売りに出されました。百笑クラブが買い取る案も出されましたが、あと数年で間違いなく倒壊危険家屋になるであろうこの家の解体費約300万円がのしかかることから、地域の人は諦められました。
    そこで現在の所有者に渡り、今回の業者はちゅうちょなくパネルを設置しました。しかも、この空き家を解体することなく、両側の車が通れる通路も完全に塞ぎました。将来に重機での解体が不可能となりました。空家対策特別措置法が制定された後のことでもあり、解体するつもりがさらさらない。極めて悪質であると考えます。行政指導をするべきではないでしょうか。
    また、ここの赤線であるあぜ道の部分を完全にパネルが塞いでいます。パネルの設置の際に発生した木製パレットやコンクリートがら、擁壁の石など産業廃棄物も、敷地内ではありますが、不法投棄をしています。赤線にも一部はみ出ております。こんな悪質な業者には一刻も早く指導し、ごみとパネルの撤去を促し、今後市内において営業資格の剥奪など行政指導を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。

    答)まず、景観の計画のほうについて御回答させていただきます。
    太陽光パネルにつきましては、設置する場所や規模によっては景観を損なう可能性もあるというふうに考えております。
    景観計画につきましては、平成23年に策定しており、約10年が経過していることから、今後、計画の改定について検討する予定としております。その中で、このたびの太陽光パネルの問題など、新たに発生した問題に対して、対応を研究してまいりたいというふうに考えております。

    𠮷安)赤線にかかっている太陽光パネルについてはいかがお考えでしょうか。

    答)赤線にかかっておるということでありますけども、この赤線について、いわゆる対象業者に対して、現在指導しているというような状況でございます。

    𠮷安)いろいろと問題提起をいたしましたが、本当に市民の方に何が重要で何が必要とされていて何が求められているか、逆に要らないものは何かをよくよくヒアリングをされて市政を進めていただければと思います。
    終わります。